酒場のオヤジを越えるには

ワシの助けが必要か?

自分の殻を破りたい! 久々の本気ラダーの楽しさ

6月はちょっとだけ本気になってハースストーンしてみました。

というのも僕は今のところランク戦でのボーナススターが10個スタート。

いわゆる「負け越してもレジェンドになれる」状態には星がひとつ足りない。

 

星11スタートってグラマスであるとかレジェンド200位とかのごく一部の強い人たちだけかと思いきや、どうやら上位1500位(目安)くらいが対象になるらしい。

おや、案外簡単に手に入るのでは? と思って5月は頑張って1470位くらいで終わったつもりなのだけれど、6月は星10個だった。

どうやら見た目の順位とは別にその月のレジェンド人口やプレイヤーの勝率なども考慮するらしく、blizzardが「お前の勝率からしてブーストで戻してやれるのはダイヤ5まで。あとは頑張れ」と言うのなら甘んじて受け入れるしかない。

 

まあ別に。

頑張ればレジェンドにはなれる。今のところデーモンハンターと相性がいいので上振れの波が来るまで回し続けるだけだ。

レジェンドになったら回さなくなることを考慮しても、はやくレジェンドになれることにはあまりメリットを感じない。

 

だけど。

これは本心ではあるけど負け惜しみだと気づいた。

 

いつからだろう。

レジェンド到達したら満足するようになったのは。

いつから僕は、毎月自己ベストを更新してはブログを書くことをやめてしまったんだろう。

初めてのレジェンドランク到達がかかった対戦で、絶対勝ちたい!

と願っていたあのハングリー精神はどこにいってしまったんだ。

 

つらいもんな。

レジェンド帯は強い人が増えて、なかなか勝てなくなるし。

どれだけ負けてもレジェンドから降格するわけじゃないから、モチベーションを維持するの難しい。

もともと僕は頑張るとか努力とかいう言葉と縁がなく、つらいことに挑もうという気概がカケラほどもない人間なのだ。目標を立てて「先月よりも高い順位に!」みたいなことは考えただけで疲れてしまう。

疲れるんだけどさ。

あと少しで手に入りそうになると意識し始めるのが自分のサガでして。Twitterのフォロワーさんなんかも星11スタートの人が早くレジェンドになってたりするの見るにつけ、なんだか自分がまた、レジェンドに到達してない半人前に戻ってしまったような気がしてきた。

そういうところで、星11個もらえるラインを目指してレジェンド到達後のラダーに乗り出すことにしました。

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使用デッキはデーモンハンター。リリースから何度も使ってきた。ウォリがきついけども、それ以外なんとかできそうな予感があった。

 

プレイする際のテクニックはまた別の機会に書くとして。

風のうわさで今月のラインは1000位以内ということを聞いたため、順位3桁を目標に頑張ることに。月初頑張って到達した時の650位が自己ベストで、以来下がりっぱなしで自力で900位台に上がれた試しがなかったため、自力でそこまで上がれれば少しだけ自信もつくような予感があった。

 

初めて自分の順位というものを意識して初めて分かったことがある。今のラダーシステムは1勝で上がる順位と一敗で下がる順位の比率がおよそ1:1.5ということだ。

1500位という件の星10か11かの境目では大体1勝でおよそ100上がる。反対に負ければ150くらい下がる。一口にいって非常に上りにくい仕様になっていたのだ。こんなのラダー(梯子)じゃなくてスロープ(坂道)だ。

1200位くらいからずるずる負けていって、あれよあれよと2500位とかまで下がったこともある。

1050位で勝って、1008位で止められた時は「いや次うっかりウォリ引いて目標達成できなかったら今月もう休みないんですけど」と震えたり、

案の定爆弾ウォリ引いて「終わった…」と絶望したりした後の画像。

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なんとか900位台に上げられました。

いやあ、よかった。

 

久しぶりに緊張した。

いつもこうだと疲れるけど、ムキになってやるラダーもたまにはいいな、と思った。

何度か投げだしそうになった。1200と2000くらいを4~5回往復したし、「次1200まで戻ったらもうやめにしよう。一応1500がラインで、それよりはかなり高い順位なんだ」と心が甘えてくるし。1000位切るかどうかでこの体たらくであるので、マスターズツアーへの挑戦権をかけてトップ16に残ろうとする上位の中の上位争いの過酷さたるや、想像するだけで背筋が凍る。

 

それはさておき、6月は970位で星11スタートを獲得。

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 いやー、よかった。久しぶりにランク、というか順位を意識してラダーした甲斐があった。

 

久しぶりに本気出したら、

負けたくない!なんていう強い意志がまだ自分の中にあったことに驚いた。

 

負けても負けても、「一度近くまで行けたんだ。また行ける」と気分を修正する能力が上がっていた。

 

そして、勝ちたくて夢中になって真剣に回すラダーはとても楽しかった。