酒場のオヤジを越えるには

ワシの助けが必要か?

新年のご挨拶と春イベントの告知

新年のご挨拶

 

お久しぶりです。イオンです。

 

 

2020年、あけましておめでとうございます。

 

 

僕の炉端に次期グランドマスターが来てくれた

公式イベントに招待してもらった

自分の悩みが単なる思い込みだってことが分かった

 

2019年はいいことづくしで、広島アントニダスの会、やってみてよかったー、っていう年でした。

 

 

至らない部分が多い僕とハースストーンを通じて関わってくださった皆様に、

厚くお礼申し上げます。

2020年、もっともっと炉端の集いを楽しんでいきたいと考え、

なんとなく面倒くさがって更新が止まっていたブログを、

もう一回更新することにしました。

また炉端の集いの開催が決定したり、

自分でレジェンドに到達できた経験があれば記事にしていこうかと思う次第です。

新年も、よろしくお願いいたします。

 

 

炉端の運営って、いざやってみると

炉端を手伝ってくれる人が現れたり、

会場を提供してくれる人に出会えたり、

県をまたいで交流会しようよ、なんて声をかけてくれる人がいたり、

本当に人との出会いの連続でした。

 

2017年12月に第一回広島アントニダスの会を開催してから2年。

人と関わるようなことを可能な限り避けようとしてきた僕にとって、これは本当に大きな経験です。

 

ぐだぐだな炉端、広島アントニダスの会は、

小さな泥船みたいなものでしたが、

小さいながらもコミュニティへ貢献してくれたお礼として、Blizzardさんから「blzzard winter party 2019」に招待していただけました。

 

 

Blizzardタイトルのゲームをイメージしたスナックを食べ、ドリンクを飲み、グランドマスターを始めとするプロたちのエキシビションマッチを観戦して

ほかのコミュニティのインキーパーの方と交流して。

 

もう内容が贅沢すぎて。

 

僕なんかがこんないい思いしていいんだろうか?

 

ってくらい楽しかったです。

 

小さな泥船が、何やら大きな島にたどり着けた瞬間でした。

パーティーへの招待のメールが来た時点では何も実感してなかったですね。

実際に現地に行って、

大きなことが行われてる場所を探検して、

ようやく「どうやら自分が思ってもいなかった素敵な場所にたどり着いてしまったらしいぞ」と思いました。

 

これはひとえに

僕の炉端に来てくれた方、

僕の炉端を応援してくれた方のお陰なのだと

この因果を文章にしながら

ようやく気付きつつあります。

こんなことになるなんて思ってもなかった。

 

 

至らない人間で本当に申し訳ない。

 

そんな至らない僕が、

Blizzard Winter Party2019でいろんな人と出会って、考えたこと。

 

僕がこれから、見習いインキーパーとしてどうしていくか。

2020年、広島アントニダスの会をどうしていくのか。

今回はそういうことを書いていこうと思います。

 

 

 

 

炉端の主人、女将のエネルギーを知る

 

パーティーに参加してるインキーパーの人って、みんなエネルギーがすごいんですよ。

みんなすぐ仲良くなっちゃって。え? 初対面? って感じ。

実際初対面じゃない人も多かったのもあるにはあるけど。

せっかく参加するんだからなんかコミュニケーション取らなきゃ損だと。

何年営業やってるんだ僕は。

 

中でも強烈に残ったのは、

コミュニティ代表のライトニングトーク

3分くらい自分がしてる炉端活動についてパワポみたいの持ち込んでプレゼンする時間があって。

僕、大学の授業でTED(各分野の専門家が自分の主張をプレゼンする海外の番組)を教材としてみたりしてて

プレゼンというものにめっちゃ憧れがあるんですよ。

そんな僕があんなかっこいいプレゼンを見せられちゃったりした日には

もう興奮しまくりでずっと

「すげえええええええ」状態でした。

 

喋りが丁寧。

ちゃんとプロジェクター持ち込んでプログラムの説明とかしてるんだー。

炉端を毎週開催してるんだー。

対戦だけじゃなくて、いろんな企画もしてるんだー。

もっと楽しんでもらおうとして努力してるんだー。

 

……すごいな。

 

炉端の集いにはまだ、楽しむ余地がある。

僕がその扉を開いてないだけなんだと、痛感しました

 

他の炉端の主催の方が、自分の炉端の理念を聞かせてくれたことがあって。

すごい印象に残ってる言葉があるんです。

その方はイベント事が大好きで、

炉端の運営、進行から、学ぶところが多い人なんですよ。

そこでは毎月炉端の集いを開催してて、

参加すると名札を作らせてくれるんです。

それで、その人が何回参加してくれたのかちゃんと記録してて。

3回来てくれた人には、手作りの革製キーホルダーに、名前いれてプレゼントしてくれるんですよ。

僕も自分のバトルタグ入れてもらって、プレゼントしてもらいました。

 

炉端の集いって、開催するプラットフォームに登録するとblizzardからサポートキットが届くんです。

これ、ピンバッジとかミニフィギュアとか、

毎回ちょっとしたグッズが何点か入っていて、

参加してくれた人にささやかなプレゼントができたりする太っ腹な内容なんです。 

僕の炉端でサポートキットがもらえた時は毎回、

みんなに何かプレゼントできるくらいの品をもらえてたので、そこまで悩む機会もなくて。

 

なんでそこまでするんです? って聞いたら

「来てもらったからには、なんか持って帰ってもらいたいと思ってやってる」

「自己満足だけどね」

っていうんですよ。

そういうの、いいよなーって。

 

僕も、炉端を開催するにあたって、なんかもっと

「せっかくだし、普段できないことしてみたいな」

って漠然と思ってみたこともあったんですよ。

でも、実際にはそこまでしないできた。

 

じゃなんでしないのかって

・イベント開催の初心者だから

・そこまで器用でもないし

・なんか大変そう

とか、要するに言い訳してたんですよね。

自分、ちょっとしたことから逃げてたんだなー、って。

 

「集まって、だべるだけ。そういう気楽な炉端がいいんだい!」

それも一つの形だと思う。

今まで自分がしてきた炉端を否定する気はさらさらないですし、これからもしていきます。

ただ、そういう声に甘えて、

そうじゃない炉端をしない、考えない理由にしたくはないな、と思いました。

 

来てくれる人のために、というより

知らなかったことを見ちゃったからには、

なんか、新しいことをしてみたい。

 

それは「どうだ! ありがたいだろう!」って気持ちじゃなくて

「まあ、自己満足なんでね」くらいのスタンスでありたい。

今はそんな気分です。

 

普段と、ちょっと違う

というわけで、

僕も「来てくれたからには、なんか持って帰ってもらう」みたいなやつ、したいぞ。

 

 

座右の銘みたいなやつ。

 

僕、炉端を開くって決めてから、

場所も内容も何にもわからないままだったので、

炉端やるぞ!って声上げたはいいけどずーっと足踏みしてたんですよ。

 

そんな僕に「炉端がどんなもんだか身に行こうよ」って声かけてくれた人がいて、

それで参加したのが岡山の炉端だったんですよね。

そこのトーナメントで優勝なんと、まさかの優勝。

 

その日からしばらくはもう喜びのオーラが抑えきれなくて。

広島に帰ってからも

暇さえあれば優勝って書いてあるホワイトボードの写真を

ずーっと眺めてるくらい嬉しかったんですよ。

 

その喜びようは凄まじく、

職場の先輩から

「出勤時はこの世の終わりみたいな陰鬱な表情してるあいつが、

あの日だけは明らかに何かいいことがあった顔をしていた」

と後から言われるほどでした。

 

さて、この「なんかいいことがあったオーラ」を持って帰ったら、

日々の暮らしがちょっとだけ素敵になった。

次の炉端はいつかなーって、楽しみになった。

この体験がずっと足踏みしていた僕が本当に炉端の集いの開催に踏み切ったきっかけになったんだよなあ。

 

忘れかけてた。

今度は僕が、

他の誰かに、ちょっと普段と違うことをする楽しさや、嬉しさを伝えたい。

これは、ハースストーンじゃなくてもできることだけど、

どうせなら自分がそうだったように、炉端の集いで伝えたい。

漠然とそんなことを考えています。

 

今度またパーティーに招待された時には

「僕なんかが」なんて思わなくていいように。

胸を張って参加できるように。

自分が炉端の集いをでいいものを見つけられたみたいに、

今度は別の誰かが普段と違うことをする楽しさを見つけられるように。

そういう場を作りたいなと思っています。

 

 

奇をてらう必要はない

 

ちょっと話が変わるんですけど、

実は僕、今まで炉端の集いを開催するのにあたって、

自分で勝手にハードル上げてたんですよ。

 

「クイズ大会とかイラスト当てとか、

なにか現地でしかできないことをしなきゃいけないんじゃないか?」

っという思いでした。

 

まず結論から書いてしまうんですが

こういう企画、別にしてるところはしてるし、してないところはしてない。

別に誰も強制してないってのが真実です。

 

僕もそういうことを考えて、「盛り上がらなかったらいやだな」って結局しないんですけど

同時に

「それ、リアルで会ってやる必然性ある?」

って、心に住むもう一人の僕みたいなやつが言うんですよ。

 

なぜならハースストーンはPCゲームで、

スカイプとかディスコードでを通じて、大勢の人とできちゃうから。

 

頭ではわかってます。

これ言い出したら極論「集まって話すことなら、仮想空間でできる」になっちゃうんですけどね。

 

ただ、たとえば、

まだ炉端の集いというものを知らない人に

それがどういうイベントなのか説明するとしますよね?

僕はもう一人の僕と、コントみたいなことを始めるんですよ。

すると、次のような会話になります。

 

「炉端の集いってなに?」

「ハースストーンのオフ会だよ」

「それって何するの?」

「大会したり、カードについて語り合ったりするんだよ」

「それdisscodeじゃダメなの?」

 

これは僕だけかもわかんないですが

「ネット通話でもできる理論」に押されてしまったら、炉端の集いは負けなんじゃないか、という恐怖があるんですよね。

いや、この理論を押し返せたとして、何に勝てるのかもわからないんだけど。

僕は一体、何と戦っているんだか分かんないんだけども。

 

先に書きますが、この心配はムダです。

「炉端の集いを開催するならば、そういう特別な企画をしなければならないんだ!」とかそういうことを言ってるわけでは断じてないです。

そういう心配をしたまま何回か炉端の集いを開催して分かったんですが、

この心配、ぶっちゃけムダでした。

 

「え? プログラムこれだけ?」とか言われたりしないかなー、とか

「間が持たなかったらどうしよう」とか

内心不安なまま当日になったこともあるんですけど

実際、そんなことは起こりません。

いや、ちょっと間がもたないってない寄りかな? って思っちゃうことはあるけど

僕個人は毎回「いい人と出会えたな。、また開催しよ」って思いながら片付けしてます。

 

ただ、それだけじゃ「何も言われなかっただけで、

内心つまんねー、って思ってた人もいたかもしれない」っていう恐怖が消えないので。

もうちょっと詳しくこの怖さと向き合って、

客観的に自分を見て、

「何か僕が恐れているようなことが、起きるかどうか」を考えてみることにしました。

 

結論、そんなことは滅多に起こらないんじゃないかな。

 

極論「disscodeでよくね?」っていう、

集まって、トーナメントやって、合間にちょっと感想戦して終わり。みたいな炉端をしたとします。

 

プロジェクターでプログラムをきれいに見せて

説明慣れした人がテキパキ今日の流れを説明するとか、

鮮やかな衣装でコスプレした人が出てくるわけでもなし。

ハースストーンの作中に出てくるものをイメージした、おいしそうな料理とかもなし。

 

僕の炉端ではそういうリアルでのイベントでしかできないことって、

そんなにしてないんです。

だから、もしかしたら

「集まってしゃべるだけ? 炉端の集いってつまらないんだ」と思って帰った人もいたかもしれない。

いないように気を付けてはいるんですが、何か嫌な思いして「二度と来るもんか」って思った人もいた、かもしれない。

けど多分、僕がそれを知ることはないんじゃないかなって思う。

こういう集まりに顔出す人って大抵モラルをわきまえた、いい人たちだから。

 

ハッキリと僕に物申して

「お前、インキーパーやめたほうがいい。

イベントを企画するセンスないよ」とか言って

敢えて僕を傷つけようとする、みたいな

そんなことは、ほとんどないんじゃないかな。

 

感想とかなんか言ってくれる場合はほとんど

ありがとうございました。

楽しかったです。の二つ。

 

つまり、「僕が心配してるようなことが、実は起こってのたかもしれないけど、僕がそれを知る可能性は非常に低いのではないか」ということになるんです。

 

 

もし僕の炉端の集いでつまらない思いをした人がいたならごめんなさい。

僕はこれからもっと楽しい炉端にしていくために努力するので、

この記事を見て、いつかまた行ってみようかな、と思ってもらいたい。

でもまあこれはムシが良すぎるから、せめて

「僕の炉端は嫌いでも、炉端の集いそのものを嫌いにならないでください!」とは願っていたい。

 

「いやいや、普通に楽しかったし、イオンさん考えすぎですよ」

って言ってくれる人がいるならば、

それは本当にありがたいことです。

僕は別に自分を責めてるわけではないのです。

 

もし次回炉端の集いを開催したとして、また来てくれるなら、

「暇だし行こうかなー」くらいの気持ちでも来てくれたら大丈夫です。

 

とにかく今の僕は

 

自分の不安を理由に炉端の集いを開催するのをためらうのはやめにしたい。

 

そう思っています。

 

文章が長くなったんですけど要するに、

「実際に行動に移す前から敢えてそういう不安を感じて心臓を傷めなくてもよいが、

それに甘えて適当なイベントを企画していいということでもない」

と言い換え、次の炉端の企画を練っています。

 

 

またちょっと脱線するんですけど、

「炉端限定! ウォーロック専用スキン配布!」とか

「燃えよ! 炉端の集い!」とか

今ハースストーンが炉端の集いを猛プッシュしてるのって、

とにかくコミュニティの活動を活発にしたいかららしいんですよ。

 

やっぱりネムシー効果は絶大で、

あの頃炉端の集いを開催する人がドドドドっと増えたんですけど、

長く続くところばっかりじゃなくて。

かくいう僕もそんなに沢山開催したわけじゃないですし。

 

炉端の集いを開催してみたい!

って思ってる人、少ないのかな?

っていうと、意外にそうでもなくて。

 

炉端の集いしてると

「広島とか地方ってこういうイベントないし、自分でできるんならやってみたいな」

っていう人、よく出くわすんですよね。

 

でも、実際に地方で炉端の集いを開催する人ってほんの一部。

しかも、結構な頻度で開催するエネルギッシュな人たちが多い。

 

それって、僕を同じで

「楽しんでもらえるのだろうか」

「何か特別なことが必要なんじゃないか」っていう

恐怖みたいなものが

足を引っ張ってるんじゃないかなーって思ったんですよね。

沢山ある原因のうちの一つというか。

 

このハードルを、

「とりあえず一回やってみてから考えよ。

つまらなかったらもうしなけりゃいいんだ」

くらいまで下げる。

それって、広島で何度か炉端の集いをやってきた僕ならできるんじゃなかろうか。

そんなことを思ったんです。

 

別に運営の方からなんかバックがあるわけじゃないんですけどね。

「やろうかなー、どうしようかなー」って迷ってる人の背中を

「やってみたら?」って優しく押してみたらどうなるのかなーって。

そんなことに興味があって。

僕一人で毎月炉端をやるのは難しいかもしれない。

けど、僕みたいな「あ、やってみよ」って人が増えたら。

広島が、毎月誰かが炉端の集いをしてる状態にできたら。

押し付けになったり

開いて! ぜひやって! みたいな

ガツガツした押し付けはしたくないので。

あくまで「その人が勝手にやる」ことが大切だと思うので

「自分、炉端の集い、やってみたいです」って言われない限り

会場で僕から無理強いすることは絶対にしないですけどね。

自分からこんなことを発信するのはこのブログが最初で最後でしょう。たぶん。

 

さて、炉端の集いには何か特別なことがないといけないんじゃないかっていう自分の悩みなんですが、

そもそも普段会えない人たちと会って、同じ楽しみを共有すること自体が

ネット通話からは得られない感覚で、非常に得難い体験なんです。

今のところ、何か「そんな心配はしなくていい」的なことを言えるとしたら

僕の中にはそれしかなくて。

誰が心配してしなくていいのかって、これは自分に向けた言葉だったりします。

 

もし今、それはdisscodeじゃだめなの?って聞かれたら

「来ればわかる」って言えると思う。

これはまだ自信過剰かな。

「僕のとこじゃわからないかもしれないけど、ベテランの炉端に行けば間違いなくわかる」

って言えるくらいには炉端の集いというものが楽しいものだと確信はしています。

 

つらつら書いてきたんですが、

そんなに大げさなことをするつもりもないんです。

結局「イオンさん、新年ちょっとはりきり過ぎてない?」って引かれちゃったりなんかしちゃったら、本末転倒なので。

 

パーティーのライトニングトークでも「よし、炉端いこ」ってなるために

ハードルを下げるために大事なのは

「行きたいなら来れば?」くらいの気安さだ、という話があって。

「次も絶対に来てね!」とか言われちゃうと人間、

「次回、参加できないんだよな……ごめんなさい!」ってなって

申し訳なさから足が遠のいちゃうもんなんだって。

運営って奥が深いなあ。

 

だから、

そうやって「自分が勝手にしてることなんで」っていうことに

ユーザーもまた気楽に自分勝手について来てる状態が望ましいんだろうな、

長く続く、僕が憧れるいいコミュニティを作る秘訣なんだろうな、って。

 

そこから僕は

来た人が、「いい炉端だった」って思ってくれるのってどういう時か、ぼんやり考えてみた。

それって、結局「その人が勝手によかったって思ってること」じゃないのかなって。

 

・トーナメントで優勝した

・気が合う人と語り合った

・新しい友達ができた

・自作デッキのアイデアをほめてもらえた

・ふとした瞬間言ったジョークが大ウケだった

 

最後の一個なんかは、僕がそんなことになった日には

翌日まで「してやったり」の感覚が残るくらい嬉しいことなんですが、

まあそれは人それぞれで。

 

こういううれしいことって他にもまだまだあるんだと思うんですけど

要するにこれらの思いはその人が自分で勝手に感じたものであって、

インキーパーが用意してくれたものではないんだと思うんです。

 

逆にもし自分が考えたアイデアで人に感動させた、なんていうことがあったとしたら

それはむしろ行き過ぎ。傲慢だぞ、と。

 

過ぎたるは及ばざるがごとし。

イオン、お前、炉端の主人が何様のつもりだよ。って。

 

勝手にしちゃえよ。

ついてくる人はついてくるし、

納得いく結果にならなかったらまた違うことをするだけじゃないか。

 

僕、アーティストの米津玄師さんが好きなんですけど、

あの人の曲作りの理念って、「軟体動物みたいになりたい」なんだそうです。

いろんな曲を作って、「え?同じ人が作ってる?」ってなるくらい全然違う曲があったりして、

「今回はよかったね。前回は違ったね、って。

ファンとくっついたり、離れたり、いろんなことを試したい」

様々な形をとるアーティストでありたい、ということを軟体動物に例えてたんですよね。

 

まあ、僕も勝手にやってみるか、って。

勝手にやって、

勝手にいろんなこと試して、

「それなら参加したい」

「それなら結構」

その回その回でいろんなことして、いろんな人と会って、

軟体動物みたいなインキーパーになりたいなーって。

 

僕が2020年、広島アントニダスの会をどうしていくのかという

ざっくりしたビジョンが決まりました。

 

・イベント自体は参加する人が気を使う必要がないものにする。

基本的に、主催者が勝手にしてる状態であること。

・ただし、それは時間を割いて参加してくれる人に対して

何か楽しいことが起こりやすいような工夫をするということ。

 

なんか偉そうなこと言っておいて何にもしないんじゃまずいんで、

2020年に挑む「違うこと」を書いていきます。

 

・炉端の開催回数を増やす

僕が考えているような「普段とちょっと違うこと」って、

一回オフ会に参加したくらいじゃ起きないような気がするんですよ。

加えて、「何回も通って、ついにトーナメント優勝できました!」みたいなことや

「常連の誰それと友達になった!」とか。

こういうコミュニティにおいて、開催頻度の多さってめちゃくちゃ大事だなと思っています。

 

・夜炉端

僕、Magic the gathering をプレイしてた時期があるんですが

公認店だと「フライデーナイトマジック」っていうイベントがあって。

要するに「金曜の夜は仕事終わりからMTGで遊ぼう!」っていうイベントなんですよね。

そこには当然常連さんがいて、新しいデッキをお披露目したり、今の環境について語らったりする、MTG版の炉端の集いみたいなものがあって。

僕は仕事が土日休みなんでイベントの開催は当然そうなってしまうんですが

もし、金曜の夜にお酒飲める店に集合して、みんなとハースストーンできるなら最高じゃないですか?

自分は仕事があるので実現するかどうかわかんないですけど。

仕事って土日休みばっかりじゃないですからね。

有給休暇使ったりして、平日に開催してもまた違う出会いがあるんじゃないかって思ってます。

 

・広島で、僕以外の炉端の主人、女将を増やす。

これは第一の目標を通過した先にある、抱負というより願望なんですが

僕が「炉端の集いって、案外簡単で楽しいよ」っていうことを示していくことで

じゃあ、自分もやってみようって思ってくれる人が

出てきてほしいなーって思っています。

 

そこから僕が思いもしなかったアイデアとか、

僕だけじゃ実現しない交流が生まれたらいいなと思うので。

新米炉端の主人の誕生を心待ちにしております。

 

 

 

僕としてはとりあえずお試し一日炉端の主人、やってみたら?

って感じで応援していくつもりです。

 

どのサイトで告知してるかとか、

会場どうしてるとか

どれくらいの時間を見てプログラム組んだらいいか、

万一余った時間の対処法とか、

 

もし知りたければ、

教えられる限りのことは教えたいと思ってます。

(僕に限ったことかもだけど)意外と大したことしてません。

別に門外不出の極秘情報じゃないです。

 

炉端をしたいのに、するかどうか悩んでる人たち。

広島アントニダスの会代表から一言。

 

――儂の助けが必要か?

 

とりあえずこんな感じ。

ハースストーンが好きな人の手元に、僕のファイアボールが届いたらいいなーって思ってます。あはーん。

 

告知。

 

2020年の炉端、第一弾として。

3月7日に、広島市海田町のレンタル古民家で炉端の集いを開催します。

まだ内容固まってないので、登録もしてないんですが。

会場だけ抑えてる段階です。

 

これだけだと「会場変わっただけ?」な感じなんですけど。

今回の開催は、僕の職場の上司公認(?)になってます。

 

これも、「自分の心配で開催をためらわない」ための行動です。

実は僕、基本土日休みの仕事してるんですけど、

休日でもお客さんの都合次第ではでなくちゃいけないケースがあって。

実際、そんなことは年に数えるほどしかないんですが、

よりによってウィンターパーティーその日に仕事が入りかけたんですよね。

実際はなんとかなったんですけど。

そんな「万一ドタキャンなんてことがあったら……」と可能性の低いことを心配したり、

それを言い訳に炉端の開催をしり込みしてしまうのはもったいないなー、と。

 

そこで、ゲームに理解のない人に話すのはちょっと嫌だったけど

職場の上司に打ち明けました。

「実は僕、プライベートでこういうイベントしてまして……」と。

上司はゲームに理解のある人ではないですが

スタッフのプライベートは重んじる人なので、

「よくわからんけど、急に仕事が入ったら困るんだ」

ということは理解してくれました。

 

ついでに、「知り合いがしてるレンタル古民家があるから、使ってみてよ」

と会場を抑えてくれました。

公民館と大きく違うのは、飲食OKってところかな。ピザとか出前頼んでも大丈夫。

 

時間的な制約、生活との折り合い。

こんな感じの小さいハードルを一つずつ排除していくことも大切なのかなと。

 

またプログラムが決まったら告知します。

 

ということで、新年もよろしくおねがいします。