攻守に優れた万能デッキ! 偶数パラディンin喧嘩祭り
(´・ω・`)tannsok選手、ロサンゼルス行き!
おめでとうございます!
tannsokさんの動画は僕もたまに見ています。アグロが好きなのかなーと思っていたんですが、クローンプリースト使ってましたね。派手なことが好きな人なのかな。
顔行きましょうか~。って言うことが多い印象。
選手権見ていて、やっぱり偶数パラディンは最高だなー、と思ったのでウィッチウッド以来久しぶりに手に取ることに。武器振りたい。バフしたい。有利トレードした。リッチキング使いたい。(レクサー、君に非はないが秘策が紙切れになるプリーストやウォリアーとのマッチアップにウンザリしたんだ)
まずハンターに勝てるのがいい感じです。ヒロパで1/1置いておけば凍結の罠は暴発。
アージェントの護衛で聖なる盾をつけてワンダリングモンスターも空振り同然。
ハイエナが多少成長したくらいなら平等で対処可能。多少の劣勢でも7ターン目まで頑張ればヒロパ騎乗でほぼグッドゲーム。
他には奇数ローグのような盤面構築系のデッキに強く出られます。奇数パラディンだけは数の暴力がすごすぎて不利を感じます。火霊術師が4枚くらい欲しくなりますが、いずれにせよ剣竜騎乗で高すぎる壁を設置して勝てますね。突破するにはかなり大きな代償が必要です。
使っていてうまく勝てたな、と思うパターンは2つ。
a.大前提として、相手に先んじて立てた1/1のアドバンテージから、水紋学者や護衛での保護を重ねて、盤面有利で挑発、聖なる盾、できれば疾風が載った躯の借り手にアクセスする
b.相手に盤面を先行されたときは無理に打開しようとせず、まずは防御する。ここぞというところで盤面をリセットして攻勢に転じる
自分が奇数ローグを使っていてパラディンを相手すると、bのパターンがアグロ相手に対していかに強いかよくわかります。
3ターン目の獰猛なヒナ、ヘンチクランのゴロツキ(4/4に成長)といった奇数ローグの強い部分を、4ターン目のトゥルーシルバーチャンピオンがほとんど否定できます。
ローグ側の3~4ターンの行動に対して攻撃力4の武器を二振りすることで多少の遅れを取り返せるのです。
4ターン目の行動として火霊術師+平等がありますがマナカーブに沿う行動としてはあまり強くないと思います。せめてもう1マナ使ってヒーローパワーを使いたい。5ターン目にこれらの行動をとったとするなら次の6ターン目は「剣竜騎乗」なので、アグロにとってはたかが1/1のシルバーハンドも無視できなくなります。
5ターン目、本来なら「菌術師」や「コバルトスケイルベイン」のような強力なアクションをとる時間帯にもかかわらず、
2マナでヒロパ、3マナでヒナ、とプレイしたら「見えない剣竜騎乗に怯えてる」かもしれません。僕はこういうプレイを通して相手の行動を制御できている気がしてちょっとした優越感を覚えています。
4t:最強のテンポカード「トゥルーシルバーチャンピオン」
5t:火霊術師平等ヒロパ
6t:剣竜騎乗の存在恐怖(もちろん、通るなら本当に唱えてもいい)
相手は囮に構って大した行動を起こせないかもしれません。
ここまでライフが安全圏なら
7t:ヒロパ+剣竜騎乗
3/7断末魔つきが強固な壁として敵の前に立ちはだかります。
相手がミニオンを3/7にぶつけて消耗したのを確認したら、満を持して
8t:ティリオン・フォードリング
なんとまあ計算されたマナカーブ。
ここまでしてなお、相手が聖なる盾も6/6挑発も突破してきたとしても。
5/3武器を装備できます。デビルザウルスとかコバルトスケイルベインとかを排除しながら新たにミニオンを展開できるとか。
こんだけすればもうジヒィでもなんでも投げて盤面を覆されないように立ち回れることでしょう。
同じようなことですがハンターの呪文石対策として
5t大呪文石の返しに
5tコイン+火霊術師+聖別があります。(2+1点AOE)
火霊術師が体力1残り、次の剣竜騎乗に1点オールが加わって、相手にとってはより厄介なミニオンになることを期待しています。
4~7ターンにかけてピンチを覆す力が高いので偶数パラディンは人気なのかなー、と思いました。序盤から「ダイアモール、レイザーモー、ハイエナスプリングポー、側面攻撃gg」でなにもできずに沈む対戦が多い昨今なので。
とするならば偶数シャーマンとおそろいで採用されている「躯の借り手」は4ターン目に盤面返す技として有効な聖別、トゥルーシルバーチャンピオン、側面攻撃に対して生存できるので、本当に優秀ですね。
しばらくは躯に「王の護衛」をつけて殴るのを楽しむと思います。