環境にマッチ!? まさかのファディーグプリースト
はい、こんにちはこんばんわイオンです(パクり)
今回はファディーグクエストプリーストを紹介します。
至って真面目です。僕は実際ラダーでこれを使って現在ランク2の星4です。
もともとはダランジ女王を当てて、「なんか使えないかなー」ってツイートしたところに@ikayama_hsさんが教えてくれた盗人プリーストでした。クローン装置や結晶体の託宣師、ストーンヒルの守護者から発見で黒曜石の像なんかも手に入ります。
クエスト報酬のアマラを交霊術で使いまわして耐えて耐えてタランジ女王の「手札にいるデッキにもともと入ってなかったミニオンを全て出す」雄たけびでドーンするデッキでした。
断末魔ハンターの恐竜たちをベネディクトゥス大司教でデッキ丸ごと奪えるのでハンターには有利だと感じましたが、時たまうまくいくって感じでどっちかというと追跡術でデッキを掘りすぎたハンターが自滅して勝ちをもらう印象があったので、もうそれに特化しました。
相手のデッキに自分のフィニッシャーを依存するのは不確定要素が多すぎますね。端的に言えばフルスペルハンターにクローン装置使っても意味ないよってことです。
メックトゥーンとの違いは交霊術からくる柔軟さ、粘り強さです。時にアマラをコピーしたり、最終盤にベネディクトゥス大司教を引いてしまってファディーグ差を作れないときには、もう一度大司教をコピーしてもいいです。
メックトゥーンは条件が整うまで使ってはいけないパーツがハンドに来るので動きが窮屈そうに感じました。(使ってないけど)
ワンキルエクゾディアの唯一の事故って、初期ハンド4枚エクゾディアパーツ、みたいなことじゃないですか。
戦術
何もしません。(極端)
マリガンはクエスト残します。あとは断末魔ミニオン。クレクレ君もいいですがやはり一番はデッドリンガーですね。クエストを達成しないことには話が始まりません。アグロ相手に装甲蟲を残すかどうかさえ怪しいです。後々唱えるだろうトワイライトの呼び声から手札を補給できないと簡単に息切れします。
メイジ、ウォリアーにはベネディクトゥス大司教をキープしています。早く出せばより多くのデッキを獲得できる分、相手とのファディーグ差を作ることができます。なんなら出した瞬間爆発します。
対戦が始まったら、ひたすら粘ります。
マリガンで手札が増えるタイプの断末魔ミニオンが引けたなら、達成は案外早いと思います。トワイライトの呼び声が引けて、セメタリーにドロー系断末魔が2枚埋まったなら、作戦決行の時は近い!
何度も使える5マナ8/8挑発もちレノジャクソンがいるのですから、多少の攻撃はライフで受けて大丈夫です。その時のことを見据えて、なるべく交霊術は温存します。目先のクエスト達成も大事ですが、その先にはリソース切れが待っていることが多いです。
このことから影の幻視で最優先にコピーするのは交霊術だと思っています。心霊絶叫は強力ですが「あともう少しでデッキが切れる!」という段になって5~6枚のカードをデッキに戻す悔しさといったら……。せっかく粘ったのに。
大司教を使うタイミング、その判断は心霊絶叫の残り枚数と相談することが多いです。あと何回心霊絶叫を使うだろうか。そうなったとき、デッキ枚数が逆転してしまう可能性はないだろうか。であれば場が空いていてもベネディクトゥス大司教の出番を心霊絶叫の後にしたほうがいいのではないか。まあ、大抵絶叫1回分よりは多くのカードを獲得できます。
DKアンドゥインを引いてからデッキを盗みたいとは思うのですが、結局DKレクサーに変身してバ獣作って肉の壁で凌いだりズルジンで心霊絶叫再現したりしてリソースを吐かせて勝つので必ずしもしなければならないわけではありません。
コントロール系のメイジ、ウォリアーには必勝と言っていいと思います。多少クエスト達成が遅かったからといって簡単に相手の致死圏内に入るとは思えません。
ハンターも秘策なんか踏まなきゃ「2マナ:テキストなし」と同義です。ミッドレンジも追跡術でデッキが枯れやすいから好き。バーストを隠し持ってる断末魔はちょっと怖いです。が、断末魔を発動させずに対処できる心霊絶叫がとても有効です。
集団ヒステリーは奥が深いカードです。結果の予想がしにくいです。
一つの目安として、「場にミニオンが偶数体存在する。その全ての攻撃力が、全員の体力を上回っている状況で発動すると全滅する」だけ理解しています。
わざと難しい書き方をしましたが、要するに「ペア組んで対消滅します」って話です。あ、やばいなって思ったら投げる感じです(雑)
唐茄子は10マナ2/1を5体召喚しつつ顔を10点回復します。手札尽きやすいのでこれ1枚で多少の打点を作れるのが魅力的に見えました。6マナで3体とかでも、アグロはかなり嫌な顔をするはずです。
DKと合わせると2点ヒロパを3回と唐茄子2回。この動きを唐茄子1枚で可能にするので凶悪。
今はベアブリックを見ながらZetalotのクエストドラゴンプリーストに鞍替えしようとおもっているところ。ボーンドレイクでクエスト達成する方向にいけば、手札を補給できるし、弱かった序盤をカバーするダスクブレイカーを採用できるしいいことづくめ。一切の攻撃を放棄してもアレクストラーザで帳尻合わせてもいい。
窒息するか溺れるか。全力であがく相手を全力で叩きのめす!
うまくいくと手札が多くなり選択肢が豊富になります。なによりその様は相手のデッキに依存するので千差万別! 毎試合色彩を変えるので飽きを感じにくいです。
ウドゥ祭は非常にバランスがいい、と思っていたんですけどねえ。ハンターが多すぎますね。まあ、秘策を踏まないタイプのデッキを使う側に回って狩人狩りをするだけです。シャダウォックもいなくなったし。
OTKパラディンとかメックトゥーン系は無理ですが、今のところハンターの火力に押されたのかあまり見かけないです。
こんな感じで結構勝ててます。
ここまで読んでくれた人、ありがとうね。
急襲テンポウォリの派生、その魅力
思いついたので紹介します(唐突
ドルイド、突如ナーフ!
その結果、環境が非常に混沌としましたね
奇数メイジ一つとっても
フェイスアグロ型
エレメンタルミッド型
コントロール型
とデッキの多様性が増してきたなあ、と思うこの頃。
アヒルンさんのツイートも、もはや混沌ですね。なんだよマーロックドルイドって。
さて、今回はその混沌をうまく利用出来そうなウォリアーのデッキを考えました。
考えましたって、考えたのは僕なんかよりうんとうまいプレイヤーだけどね。
今一番気に入ってる形。
相手の行動を鈍らせることを目的としているので勝手に「ディレイ型」と名付けた。
この手のデッキは役割がはっきりしている。ミニオンでファイトしてくるタイプのデッキに対して、急襲ミニオンでなるべく有利トレードを選択してマウントを取り続けるということ。
逆に倒すべきミニオンが序盤出てこないコントロールに対してははっきりいって無職。仕事がない。
急襲で場を作ってもミニオントレードでヘルス減ってるからAOEでとられてしまう。
このデッキの狙いは
5ターン目に処理されにくいヘルスを持つフェスタールートを置いて、
6ターン目にAOEスペルに備えて「ジヒィ」か「解絡師」で負荷をかける、ということ。
ジヒィは自分もマナが減るけど、それまでにボードアドバンテージを取りさえすれば、より大きな痛手を負うのは相手の方。
ネルビアンについてはやはりvsスペルハンター。ゲロきついだろう。
したことはないけど、偶数パラディンは歯ぎしりするほど悔しいはず。
6ターン目に解絡師で負荷を掛けると返し6ターン「剣竜騎乗」が成立しない。以後、王の祝福からトレードしきれないミニオンを残されるケースが減る。最上の効果としては平等4と聖別6で計10マナ。ターンが終わる。
そこで「アッシュモア」や「アカリ」でリソースを補給してやればコントロール的な動きも見せるミッドレンジに対してまだまだ戦える。
このデッキのもう一つの魅力は、vsハンター戦で相手のマリガンミスを誘えること。
具体的にはコントロールウォリアーの存在恐怖です。
相手はレクサーさえ引けば無限のバケモノで押しつぶせると考えて秘策を捨て、追跡術をキープし、必死でデスナイトを探してイージーウィンを狙おうとする可能性さえある。
その隙を突いてこちらが盤面を作りにくるなんてことは夢にも思わないでしょう。ついこの間奇数クエストウォリや整数コントロールウォリがアヒルンさんに紹介されたばかりですし。
適当にコメント
試したもの、今アイデアだけあるもの、なんでも。
エターニウム・ローバー
テンポデッキなので初動は大事。
守備的なデッキではないけど対象とするアグロとのライフレースに強いこと、ジリアックスの恩恵を受けられることから採用。
鎧職人
「ヘヴィメタル!」を使いたかったので入れていた名残り。多分ケレセスでいい。
理想ムーブは2ターン目木こりの斧から3ターン目狂犬病ウォーゲン。スケイルハイド、スズメバチのATK1はなんのテンポにもならない。
2マナ1/3急襲たちは獣なので「ウーンダスタ」とシナジーがある。(そこまで派手じゃない)
大木のフェスタールート
急襲は顔に行けない。
トレードした後ではヘルスも半端。
しかし、そいつらが動けばこいつが育つ。
育ったこいつが処理されなければ
ジヒィで処理を許さない。
同じ5マナのコバルトスケイルベインと悩んだ。2マナが弱い説から、フェアリードラゴンと合わせて採用するのもありかと思った。
その先にはドッカンドラゴンやスモルダーソーンの槍騎兵といったテンポを取れるドラゴンシナジーがある。
よく分からないので、僕は「テンポウォリとしては低評価」に手のひらを伏せてターンエンド。もしかしたら変わるかもしれない。
エターニウム・ローパー、鎧職人と合わせて早期に6マナ以上の仕事をするかもしれないが不確実にすぎる。
コントロールに対する早期決着狙いのコスト踏み倒しとしてはアリか?
2ターン目から毎ターンヒロパするとして
2.3.4.5.6でヘヴィメタル!だから装甲8(あくまで理論値)でリッチキングや「コウモリのロア、ハイリーク」のような"素晴らしい仕事"をしてくれるかもしれない。
どちらかといえばコントロール向け。何かと合わせて同一ターンに唱えたいカードではないか。シールドブロック、ヘヴィメタル!とか。
これ言ってる間にレジェンド武器で地掘り師イップやドグサレガオを招集する偶数ウォリアー思い出した。だれか作って。
アカリ
こいつを見た瞬間、ウーンダスタから出てくる未来を妄想したがそうは問屋がおろさない。
リソース補給は正義。この手のデッキにとっては。
ウーンダスタ
ウーンダスト(失敬)
血祭によってアマ二の戦熊なんかを展開できればかなり安心できる。
僕は6ターン目にジヒィを出したいのでこいつの出番はかなり遅れると思った。相手が想定していなかったマナカーブに苦しんでいる間に、こちらは想定通り7マナ以下のカードを毎ターン展開したかった。
ジヒィ抜いて重い構成にすると事故率は高まるが「そういうのが好き」な気持ちはある。正直。
ネルビアンの解絡師
上で偶数パラディンに刺さると言った以外にはコンボプリーストなど。
神授の霊力4×2
内なる炎3で計11。同一ターンに成立しない。
なかなか楽しいので、お好みの急襲テンポ戦略を練ってみて下さい。「ダメージを負った時」のミニオンを入れて「ドラゴンモーの爆炎竜」も面白いかも。
投稿50回記念 ハースを通して今思うこと 〜ゲームが楽しいってどういうこと?〜
どうも、イオンです。
完全に不定期で更新してきた当ブログもいつのまにか50回目の投稿になっていました。
どれくらいの人が読んでくれているのかな。
投稿するたびに瞬間閲覧数伸びてるから、ツイッター上でも目につかないことはないんだろうな。
一番反響があったのはテンポローグの記事だと勝手に思っています。
(´・ω・`)
「イオンさんのテンポローグの記事、2〜3回読み返しました!でもうまく使えません!」ってコメントをいただいたな。
ごめんね。強いプレイを知りたいなDacGyongみたいな有名プレイヤーの基本方針を身につけた方がもっと有意義だったと思う。僕のは使ったカード1枚1枚にコメントつけていっただけだったんだ。
でも反響があることは本当に嬉しいことです。
誕生日でも炉端一周年記念でもない50回目なのですが、自分の中で節目となったのでいくつか私事を書いて、思考を整理したいと思います。
今回は「ゲームが好き、楽しいってどういうことなのか?」
我が半生で最も没頭したゲーム「ハースストーン 」に関して自分が思ったことを言語化していきます。
この記事では「ハースストーンのモチベーションの増減」「ゲームが上手くなる方法」にちょっとだけ触れます。
もし「思うようなプレイができない」「ハースストーンが楽しくない」という方が読んだとしたら何かヒントがあるかもしれません。そうなることを願います。
長い記事になります。太字でそれっぽい見出しを作るので、斜め読みして欲しい情報だけ取得していただいても構いません。
何故そんなにハマるのか?
僕のハースストーンプレイ時間は「仕事から帰ったら寝るまで」です。休みならほぼ一日中。疲れたら少し寝てまた再開。
このブログを始めた時がまだ「カラザン」の環境だったはず。2度目のランク5を経験して以来、毎月のように最高ランクを更新していました。
この頃の僕のモチベーションは「上達が目に見えること」でした。そしてハースストーンを始めて一年と半年で初めてレジェンドランクにヒットしたのです。
好きってどういうことか。
沢山答えがある問いですが、一つは好きに没頭できることだと思います。間違いなく僕はシンプルにして奥が深い、毎回新鮮さがあるハースストーンの魅力に取り憑かれました。
しかし。
そこまでハースストーンに時間を割かなくてもレジェンドに到達する人はいます。
レジェンドに執着のない人もいます。
なのに何故僕はそこまでの時間をハースストーンに割いたのでしょうか。
弟もゲームをやります。
メルクストーリアをやりながらユーチューブでアニメの音声を流しつつリーグオブレジェンドでカタリナをプレイする彼は僕とは真逆のタイプです。彼ほどでないにしてもツイッターで見かけるハースストーンのプレイヤー達は「モンハン出たからしばらくハースは休暇」「Fortnite面白い」「最近イカしかやってねえ」とプレイするゲームが多彩です。
僕は自分のことを
・弱いから時間がかかる
・それ以外の趣味がない
こういった理由でハースストーンにだけ熱を上げているのだろう、と簡単に考えていました。競技プレイヤーも多く、ハースストーンを一日中プレイしていることはそれほど珍しいことではない、と判断してしまったのです。
それなりに上達してほぼ毎月レジェンドに到達できるようになってからも、時間をありったけハースストーンに使うのは変わりませんでした。
僕のレジェンドに到達するまでにかかる時間はおよそ2週間にまで短縮され、一ヶ月でアジア、NA両サーバーでレジェンドになるところまで来ていました。
上達が止まったわけでもない(急成長ではなくなりましたが)
ほかにハースストーンができなくなるほどの趣味ができたわけでもない。
しかし突然僕はハースストーンに飽きを感じて一時ハースストーンを離れました。
僕はこれを環境のせいにしました。ワタリガラス年も後半戦。カードプールが拡がりに伴い全てのデッキの性能が尖ってきて、勝負が始まる前に大方の相性が分かってしまう。
同時期にSNS界隈でも有名プレイヤーがハースストーンから離れることを明言し、あたかも「みんなハースストーン辞めるんだ」というような気持ちになってしまったのかもしれません。
ともかく、僕は少しの間mtgアリーナへ避難することにしました。
ADHDと診断される
さて、ハースストーンの話を少し離れて私事です。
僕はいわゆる仕事ができないタイプなのですが縁あって営業マンをしています。はっきり言って「かなり鈍くさい奴」です。あまりにミスが多い僕は病院でとある知能検査を受けました。
結果は白に近いグレーでした。
医師は僕に「あなたの知能数値は、健常者と判断する基準をほんの少しだけ下回っています」と伝えました。「もし日常生活に困難を感じていて、薬で治療する可能性があって、あなたがそれを望むなら、病院側もしては処方箋を出すことに賛成します」とも。
僕は迷わず処方箋をお願いしました。
薬を飲んだその晩はもう忘れられません。
散らかっていた部屋を片付けたくなるし、
常に感じていた眠気が消えて視界がクリアになるし、
mtgアリーナではその日のうちに構築戦の7勝プライズを4回も獲得しました!
投薬によって健常者に限りなく近い状態になった直後は「健常者はズルい!」と思ったほどです。
彼らはこんなに思考が冴えた状態で、いつも軽い眠気と脳にモヤがかかったような僕がミスをした後の説教で「ちょっと考えればそれくらいわかるだろ?!」と言ってきたのです。
念のため書きますが僕は健常者という表現が苦手です。
「普通、こういう場面ではこうするよね」みたいな言い方は大抵「それはあなたが考える普通ですよね?」という抵抗を感じるからです。
誰が、何の定義で、どんな人を健常者と言うのか僕にはさっぱり分からないのです。
ここでの健常者とは、僕のことを健常者だと思って「それくらいのことはできるのが普通」みたいなことを言ってくる人のこと。
「相手の状態を理解せず、自分が思う普通とやらを振りかざし、僕がそのレベルに到達することを成長と呼んで絶対正義の尊いものとする人を皮肉ったもの」と思っていただくのがいいかと思います。(あくまで記事の中で、伝えやすくするために極端に表現しただけのことです)
僕の最近のスタンスは
今時、思考や身体能力にただの一つも苦手や癖のない人のほうが少ないと思うことです。誰しも向き不向きがあり、なるべく苦手な部分で苦労しないようにしているから一見世の中のほとんどが「健常者」とやらに見えているだけのこと。これが僕の普通です。
この考え方は今まで感じていた理不尽に対する意趣返しのつもりです。
思考がクリアになって
実はそれまで薄々感じてはいたのですが、僕がゲームに没頭する一番大きな理由は「現実逃避」でした。
耳から入る情報を処理すること
作業を並行して処理すること
が苦手な僕は
・聞いたことを忘れる
・そもそも聞こえない
・視野の外にあるものを忘れる、なくす(目からの情報が頼りきりだから)
こういったトラブルをよく起こしました。
ミスで叱られる、迷惑をかける
言われていることが理解できない
授業のような長い話についていけない
日常生活において僕はどんどん自信をなくし、2次災害的に弱いものいじめも経験しました。
中学の時はPSPでモンハンをプレイしていました。しかしある時ランク4から進まなくなる。そこには初心者の壁「リオレウスのハント」がその先へ進むための試練だったからです。
当時インターネットもなく友達も少ない僕はどうやったら勝てるのか分からず、勝てもしないリオレウスに向かってひたすら毒の剣を振り続けました。
それでも熱中できたのは何故でしょうか。ゲームが好きだったからでしょうか? 違います。
要するに、僕は何でもいいから現実を忘れて没頭したかったのです。そこに小学生の時から買い与えられていたゲームボーイがあった。ただの偶然だったのです。(これがもしビリヤードのキューやトランペットだったらどれほどお洒落だったか! と思わないでもない)
中学生の僕は何かに没頭していないと不安に押しつぶされる崖にいることに気づかなかったのです。
授業ではいつも眠っていて
宿題もろくにせず、
テストでは欠点を取りまくっている中学生が
ゲームなんかにに没頭していたら、先生や親の立場からなんて言うでしょうか?
「好きなことばかりしていたのではいけないよ?」ですよね?
こんな馬鹿な話がありますか?
たしかに小学生の頃はゲーム好きでした。
ポケモンもワリオもテリーも本当に楽しかったし、毎日何時間遊ぼうと授業にはついていけてました。ちょっとスポーツが苦手なだけで友達もいました。一緒に遊ぶこともしてました。
しかし中学生の僕はもう状況が全く違います。
友達もいないし
授業にはついていけないし
成績は落ち
家にいても怒られることが増え
ココット村だけが僕の唯一の居場所になっていたのです。
もうゲームが好きとか嫌いとか、そういう次元ではないのです。
しかし僕にはそれが分からなかったのです。
その時点で僕は僕に対する自己イメージを「ゲームの魅力に取り憑かれてなかなかやめられない意志の弱い人間」に固定してしまいました。
それまでは宿題もテストもちゃんとしていたのに!!
それさえも中学校にあがって授業の内容が複雑になったことに隠れてしまいました。
今までのやり方では通用しないからもっと勉強する時間を増やしなさい。そう言われただけでした。
結局、中学生〜社会人新人の僕は自分が今どういう状態なのか、客観的に考えることはできませんでした。自分を客観的に見ることができる立ち位置がない。結論を出せるほど自分の状態に関する情報がない。そんな状態を年長者から「好きなことだけやっている怠け者だ」「対策や改善をしようとしないクズだ」と言われたら、その通りだと思うしかなかったのです。
こういう見方をすると本当にちぐはぐだな、と思います。
僕がそれほど好きでもないことに熱中していること以上に、
ゲームを辞めさせようとする人々が躍起になればなるほど「僕はゲームが好きである」というセルフイメージを定着させてしまったのです。今振り返ると本当にミスマッチでした。
「なんでそんなにゲームに熱中してしまうんだ」
「なんで勉強してこないんだ」
こういった質問をされる時、僕は本当に苦しかったです。
僕は人に作られたイメージに従って、
本人の意思ではない答えを
さも僕の中にある答えとして、
僕自身が確信を持てないまま「僕が怠け者だからです」と答えるしかなかったのです。
(自分への戒めとして書きますが、事実僕は怠け者でした。これだけは今まで僕のためを思って叱ってくれた人の名誉のために明記しなければならないことです。ただこれらの苦言は僕のハンディを理解しないまま与えられたものだった、ということを言いたいのです)
実のところ鈍臭さ、生きづらさは就職してからも続いていて、ゲームはモンハンからハースストーンに移行していました。
もう集中力はとうに限界を超えて正常な判断ができないのに徹夜して朝までラダーをするのことがたまにあったのですが、ああ多分特に辛い時期だったんだろうなあ、と今ではちょっと他人事に感じます。
ここで先ほどの部分に戻るのですが
「好きってどういうこと?」
「ハースストーンに対する、イオンのモチベーションって何?」という問いに、今の答えはこうなりました。
嫌なことを考えたくなかった。
仕事のミス、営業成績の不振、それに付随する人間関係の悪化。結局「今の生活についていけなくて人間関係が悪くなって居場所がない」というパターンを繰り返していたのでした。
新たな知見と再起動
というわけでハースを離れて2週間ほど。炉端に協力してくれてるニコさんにポーカーを教えてもらいました。
マナーやプレイを厳しく指導され、なんとか格好だけはつくまでに成長。
そこで教わったのは、一言で言うならリスクヘッジの反対側。
ポーカーって当然カードで負けたらチップ減るので勝てる手札になるまでは慎重に行くのが王道なんですよ。無理に勝負して大損するのは一見愚策です。
しかし、毎ターン参加費で持ち手が目減りするのもまたルール。どこかで勝負しなければ負けてしまいます。
そこで先生が教えてくれたのはこういうことでした。
「手札だけ見てもダメなんだ。どうせ負けるって場面でこそ勝てるチャンスを探さなきゃ。
考えるのは今の手札で相手に勝てる可能性だけじゃない。
もし万一勝てるとしたら、今の場に出ているチップは一世一代の大勝負にふさわしい額か。そういうことまで考えなきゃ。
52分の1枚がめくれずに負ける可能性よりも今取れるかもしれないリターンが大きいこともあるんだよ」
「ゼロになることは別に恥ずかしくないんだ。ただ最後まで残ったって、結局一番チップを持ってたやつの一人勝ちなんだから。
それよりも消極的なプレイばかりで勝負にいかないことこそ、チキンと呼ばれる行為なんだ」
あれ?
すごくハースストーンと似てるな?
と思いました。
賭けたチップは引っ込められないところはmtgの攻撃宣言と似てる。そこでカウンターで掛け金を上げてやる。すると相手はそれまでの掛け金を捨てて降りる。なんだかコンバットトリックと似通ってる。
どれだけプッシュしたら相手は降りるのか、とかはどれだけ場を作ればAOE出してくれるかな?とか
あるいは「僕は今、心霊絶叫を吐いてもらいたいのかな?それともないことはもうお祈りでプッシュし続けるしかないのかな?」とか。
ちょうど僕がポーカークラブに入ったことで参加者が50人になったらしく、せっかくなので50人記念大会にも参加してきました。一瞬だけでもトップに立てたりして、「あれ?参加2回目にしてこの中で一番うまいのでは?」なんておだてられたりもして。
その結果、
その知識をハースストーンに持って帰りたくなりました。
相手が今「追跡術」をプレイしたのにマナを余らせてターンを終わった。これにはどういうメッセージがあるのか、というような今までなかった新しい考え方が身につきました。
hollyさんにお誘いいただき、
おさかなpさんと3人でお酒飲んだ時に出た話です。
「いろんなゲームやるんだよ。でもやってるとあれ?やっぱりハースストーン面白かったよな、って帰ってきちゃう。もうふるさとなんだよね。ハースストーンを拠点にして、いろんなゲーム見て回ってるんだ」(拡大解釈)
コミュニティを立ち上げたり、
大会があったり、
もちろんゲームそのものの質も最高クラスのハースストーンをやっていて本当によかった。
これがなければ麻雀もしなかったし、
ポーカーもしなかったし、
思考がまとまらないことに異常を感じて病院に行くこともなかった。
思考がまとまりやすくなった今、最後にポーカークラブで口酸っぱく言われた最大の教えを解説して、この記事の締めくくりとしたいと思います。
「自分が考えて納得してプレイすることだね」
ある程度の理論で明らかにそれは悪いプレイだった、って分かる場合もあるけど、ポーカーくらい自由度が高いと何がいいプレイだったかはわからない。
一つの考え方として、自分は最高のプレイをした。そこにチップがついてこなかった、と思うこと。ゲームの過程を楽しむことだよ」。
相手はJワンペアをハンドに持っていました。
僕はKQノーヒット。
でも先生はよく勝負したと言ってくれました。
「いいんだよ。相手はほぼJのペアで確定だった。盤面にJが落ちてスリーカードになるか、ボードにAが出てめくり負けるんでなければ、KかQどちらかペアになれば勝てた。おそらくここしかイオン君が勝って再浮上するチャンスはなかっただろう。勝負するところを見極めて受けていったんだ。だからこれはナイスプレイ。後悔しなくていいんだよ」
ハースストーンも同じ。極論、カードのめくりあいなので、どうやっても勝てない時がきます。
しかし「悔いのないプレイ」をすることはできるのです。
「8ターン目だからとりあえずリッチキングを出して、結果勝った」では、酷い人は運だけのお祈りプレイだと批判します。
ではなくて
「相手は影刈アンドゥインを残している。しかしこのまま防御し続けても勝てないだろう。だからあえてドゥームガードで勝負する」ならば通って勝てた時にナイスプレイになるのです。
あるいは「まて、ならば密言死を喰らわないドレッドロードを出した方がいいのではないか?」という可能性に気付けるかもしれません。同じ勝つにしても、より勝てる可能性を追求した勝ち方を対戦の中で模索できるのです。
より良いプレイを探すことは重要ですが解が無限にあるので完璧主義に陥り疲弊してしまいます。
この記事でひとつ、提案するのは
そのプレイで悔いは残らないか?
という基準をもってプレイすることです。
常にそうしていてはやはり疲れるので、今ぼくは重要な局面でのみそのように考えています。
そして、ポーカーもハースストーンも「なんでもいいから没頭したい」ゲームではなく心の底から過程を楽しめるゲームに変わりました。
モチベーションを維持しなければ!と完璧主義、ハースストーン至上主義に陥って苦しんでいる仲間がいるなら、もしかすると僕の隠れたモンハン中毒と同じように、飽きや環境に隠れて何か重大なことを見落としているかもしれません。
そのときはゲームのプレイを超えて「なぜ自分はハースストーンをプレイするのか」「その状態でプレイして、悔いは残らないか」考えてみてください。
SNSなどでプロプレイヤーの話が入ってきやすかったり、レジェンドに到達するにはとにかく回数だ!というようなメッセージを頻繁に目にするようになりました。
それらを「悔いのない選択」として選んだならそれでいいのです。
しかし、「なんとなく」ランク5にならないと、ゴールデンエピックがもらえなくて損した気分になるというような曖昧な状態でプレイすることは、本当にゲームを楽しんでいるのでしょうか?
この記事を読んで「あれ?」と思うことがあるなら、盤面を超えて今ハースストーンをプレイするか、ほかのことをするか、検討したほうがいいかもしれません。
ゲームは心の状態をベストに保つための楽しい趣味でもあるのです。ゲームのために心の状態をベストにしなければならない、と立場が逆転したとき、プレイヤーはゲームに乗っ取られているかもしれません。
天下一ヴドゥ祭プレリリスースin広島
お久しぶりです
仕事が最近土日に入りがちで直前でもないと踏ん切りがつかなくなってます。
急で都合がつかないという声は受け止めております。
次回はきちんと1ヶ月猶予で開催することを目標に企画します……!
さて。
今回の注意事項ですが
必ず新弾の先行購入をしてからご参加をお願いします。
未発売のカードを使用したプレリリスースでの対戦は先行購入したカードをもとに行われます!
日時
2018年12月2日
14時〜19時(炉端の集いになっている間での途中参加は可能)
会場
プールカフェニコ
内容
参加者から希望が出れば名誉を賭けたトーナメントをするかも?
ネムシー獲得可能。まだもってない方はぜひ。
参加費
主催者へ支払う参加費はありません。
ただし、前回同様お店のスペースをお借りするので「お店のフード、ドリンク、何か一品注文していただくこと」をもって参加費とさせていただきます。ご理解とご協力をお願いします。
借りられるもの、その他
駐車場あり。
会場は数台ほど車を停められます。
ただし同日にポーカーの大会も行われるとのことで、いつもより混み合う可能性があります。お車でお越しの際はご注意をお願いします。
インターネット
店内のwi-fiが利用できます。
ただし回線の状態、混雑などを気にされる方はモバイルルーターなどをお持ちいただいたほうが万全かと存じます。
電源
主催が(申し訳程度に)延長コードを用意します。
もし、万一、余分な延長コード、電源タップをお持ちの方はご用意の上お越しいただけると助かります。
最後のお願い
時間に厳密なイベントはありません。当日参加途中参加オーケーです。参加登録してないからだめー、ということはありません。
が、以前オフ会0人の実績を解除した主催が安心するので
参加しようと思ってくれた方、アテンドに参加表明をお願いします(´・ω・`)
参加登録はこちら!
https://atnd.org/events/102285
追加
プレリリスースイベントとして承認されました!
祝! アジア&NA ダブルレジェンド!!
9月、なんとかして上のローグがNAで、下のウォーロックがアジアだと分かるようにしたかったのですが、とりあえず画像投げます。(`・ω・´)どやっ。
調子よかったので到達できそうだなー、と思ってチャレンジしました。ときたま配信もしつつ。最終日、ランク1から始めて5時間くらい? 最後には20人近くに見てもらえて大興奮。もっとコメントくれてもいいのよ。
うれしかったので久しぶりに使ってみた感想。
奇数ローグ、偶数ウォーロックの豪華2本立て。
奇数ローグ
概要……
デッキのすべてを奇数コストのカードで揃え、「月を喰らうものバク」を入れることでヒーローパワーを「コスト2、2/2武器を装備する」に強化する。相手の小型ミニオンに対する武器トレード力を高めたテンポデッキ。
以前からある構築ですが「挑発で顔、自陣を守らない」「自身の展開力はそれほどない」と言われていました。
そこへもって新登場の「含み笑う発明家」がピタリとマッチ。
この手のデッキにありがちな「バフが引けなくて火力がでない」「コントロール相手に作戦通りリソース切れ」という弱点を「マイラの不安定要素」で補っています。無理やりにでもリロイ、冷血、甲板員、菌術師を持って来ればリーサル。ファディーグは知りません。
大まかなプレイ
基本方針は1マナミニオンを置いてゲームスタート。2手目で武器。
トレードで序盤を作ると「ヘンチクランのゴロツキ」「獰猛なヒナ」といったぐんぐん成長するミニオンで中盤にリード。
武器を振る関係で加熱しやすいライフレースを「菌術師」で一気に突き放す。追いすがる相手を「ヴァイルスパインスレイヤー」で振り切ります。
大抵のアグロ~ミッドレンジにはこれで互角に近い勝負ができるはずです。
これらが勝利するためにとる作戦は基本的に「盤面を作る」ことですがローグは相手の展開を妨害しつつ前に出ることが得意です。
ウォリアーのように、とにかく凌いで削るスタイルは苦手です。得意なトレードを活かす場面を、ほとんど与えてくれません。
マナカーブ通りに動く作戦を捨て、マリガンでヒナやゴロツキのような成長するミニオンを探しに行くことも重要です。極端な話、ヒナで疾風が引ければ8:2の不利も関係なくなってしまいます。
小技
奇数カードしか入っていないのでマナカーブがいびつです。
相手の8ターン目「リッチキングくるよなー」と思ったら、マナが余っても1マナミニオンを出さずに温存して「スレイヤー」のコンボ起動に使うかもしれません。
菌術師のバフが非常に重要なのですが、必ずしも場に動けるミニオンが2体いるとは限りません。しかし出したターンに顔へのダメージ4点ボーナスは見逃せない。
先ほどの1マナを取っておくプレイに関連して「南海の甲板員」(と武器)を温存するプレイがあります。
一緒に出すことで2/2バフを有効利用できるケースが増えます。これはウォリアー相手に「乱闘」読みをする場合にも有効です。
武器は基本的にトレードに使います。甲板員のことを考えても武器は貴重です。
しかし早くライフレースを逃げ切りたいのであれば2マナで4点生み出すヒロパを顔へ振らない手はありません。
一つの基準として使えるマナが限られた序盤など、あなたの手札に次のターン使えそうなミニオンがいないなら、トレード相手がいなくてもとりあえず武器を振ったほうがいいかもしれません。どうせ次のターンヒロパを使うなら余った耐久値1を損します。早くに冷血と突撃ミニオンの致死圏内に入りやすいウォーロックなどで特に有効です。
試したかったカード
・ブリンクフォックス
ヴォイドリッパーやブラッドナイトといった3/3/3が入っているのですが役に立つ状況が限定的。バニラとして投げるシーンを見てるとなにか1枚引けるほうがいいよなー、と思った。
・コバルトスケイルベイン
ドルイドに強くなれる。自分で虫害を突破できるのがえらい。
「マイラの不安定要素」を引くまでに手札を使い切る目的もあって重めのカード減らしてるところはあるんだろうから5マナはあんまり増やしたくない気もする。(これはブリンクフォックスもだね)
発明家はもう意識されすぎてるしモノノケ嫌になったら1枚入れ替えてもいいと思う。
・グリーンスキン船長
2点のヒロパ武器で捌けなかったヒナなど倒せてミラーマッチで有効かも。トレード回数が増えるのは偉い。5/4というサイズに安心を感じる。
特に致死毒と合わせると実質アッシュブリンガーを作れると言ったら顔詰める能力高そうに見えてきた。でも武器の振りどころがシビアになる。
※(´・ω・`)机上の空論です。僕は試してません。
レジェンドになれるか
運によるところがかなりあると思う。個人の感想だけど。
運というのは冷血引けるかとかじゃなく、有利マッチ引けるかってこと。
ラダーを回すのに必要なのはテンション。Zooとバチバチのトレード合戦を繰り広げるのは本当に楽しくて快感だから、テンション維持はしやすそう。
ラダーを回す時間にたまたまZooの群れに遭遇できたなら、ezwinで星を稼げる。
でも翌日、いや数時間後には多くのプレイヤーが「今アグロ多いから奇数ウォリコン使おう」となりハゲの国に迷い込むのが今のラダー。
トークンやトグワグルドルイドのように本来ローグがもつテンポ力を十分に活かせない相手も多く、手ごたえのない対戦が多いと感じた。虫害が致命傷になりやすすぎる。
(´・ω・`)たまに不利を覆せると「いいいいいいいいいずぅいぃぃぃぃぃ」ってthijsのモノマネをしたくなるくらいテンション上がる。余談。
偶数ウォーロック
概要
デッキのすべてを偶数コストに揃え、「ゲン・グレイメイン」を入れることでヒロパを1マナにする。ライフタップの回数が増え、後攻なら最速3ターン目に「山の巨人」を出すことも可能。
「トワイライトドレイク」などサイズの大きいミニオンが多く、ライフレースにしてもミニオントレードにしても1枚のミニオンから大きくアドバンテージをとることが可能。1枚が出せるバリューに任せて、回復や除去といったサポートカードが充実。豊富な手札を駆使して、あらゆる場面で柔軟な対応を見せる。
一方、早期に出るファッティ一枚に期待しすぎる傾向もある。
呪術、回帰など早期に巨人ドレイクを返す手段を握られていると思うように攻められない展開になる。
僕はウィッチウッドから愛用。モノノケが入ったくらいで特にリストに変化はない。
大まかなプレイ方針
冒涜やアメジストの呪文石といった柔軟な除去で山の巨人を守り、8点パンチを4回顔に当てれば勝利します。雑な紹介ですが勝つときは案外本当に10ターン以内にリーサル決まってたりします。
VSアグロには守備的にいきます。卑俗なホムンクルスで凌いで地獄の炎で流し、4~5ターン目にトワイライトドレイクを着地させたいです。サンフューリーの護衛で挑発を付与すれば顔は安全です。安全なままライフタップしてライフ15以下で鉤手のリーヴァー7/7挑発で詰み。キノコ酒造師や呪文石でキル圏外まで逃げましょう。
VSコントロールでは山の巨人が重要です。相手が力を発揮し始める前に軽量除去では倒せないサイズのミニオンで一気に詰めます。
時に悪魔ミニオンのバリューが出なくても「死山血河のグルダン」に変身したほうがいいかもしれません。毎ターン3点ダメージのヒーローパワーは奇数ハンターの上位互換です。2回使えば「ファイアボール」と同等のダメージ量です。
小技
中身が出るタイプの断末魔ミニオンを「冒涜」で処理する際、「今の体力+断末魔で出るミニオンの体力」と考えると階段を見つけやすいかもしれません。
断末魔ハンター戦で
ハンター側1tキャンドルショット
2tケレセス、
3tデビルサウルスの卵
ここで自分は卑俗なホムンクルス。
4tに死にまね、テラースケイルの追跡者。5/5デビルザウルスが2枚と最強ムーブかまされました。
が、酸性ウーズ出して武器を割り、
ホムンクルスを卵にぶつけて冒涜。
1ホムンクルスをぶつけた卵
2ウーズ
3追跡者
5デビルザウルス
6ヘルス1の卵から出てきたデビルザウルス
で、全滅。相手のしにまね、テラースケイルの追跡者はドブに捨てたようなもの。その時点でリソース切れを起こしたハンターをそのまま下しました。
アグロ相手に山の巨人を出すことよりも「装甲蟲」など2マナミニオンをぶつけていくことを優先したい場面があると思います。
山の巨人が手札にあると(あるいはこれから引くと仮定)して、
2ターン目ミニオンを使うと山の巨人は5ターン目以降
3ターン目にライフタップして2マナミニオンなら4ターン目に出せます。
これは後々サンフューリーの護衛で巨大な挑発を作るタイミングに関わってくるのでいちいち枚数を計算するより感覚で覚えてしまったほうが楽です。
後半、AOE、山の巨人を使うとして、コストが軽い状態で巨人を出して地獄の炎を撃つのか、地獄の炎を撃ってから山の巨人なのかはよく考えたほうがいいと思います。
僕は何度もミスして巨人を出し損ねました。
レジェンドになれるか
なれます。(個人の意見です)
今のところ、不利だとしても大抵の相手に「やって勝てないわけじゃない」と思えるだけの柔軟性、対応力、パワーを備えたデッキです。
ラダーで大事なのはテンションです(2度目)。テンションを維持するのに邪魔しているのは「不利マッチで落とした星を、取り戻さなければならない」という徒労感です。
奇数ウォリアーがクエロに奪われた星を取り返そうとしている時に、またクエロと対戦したら? また戻らなければならない虚無感に僕は耐えられません(個人の意見)
どんな相手も「まあ、勝てないことはない」と思って戦えるのはテンションを維持するという面で最強です。
おまけ
ラダーやってて思ったことを一つ。
自分はテンポデッキを使うことが多いのですが最近自分のプレイが行動基準がマナカーブ通りのムーブか、盤面になるべく多く残るようなトレードをするだけのオートモードになっているような気がしました。
基本はそうなんです。
いちいちフル回転で考えていたら疲れる。
疲れるとラダー回す時間が減り、
先々まで読んでいると時間がかかる。
時間がかかると勝利数が伸びない。
このブログでは何度か「何ターン目に誰がくると想定して何を出し、その通りならどれで返すと攻めが続いて先手有望」というような将棋で言うところの定石を記していました。
それは思考時間を少しでも減らして疲労を軽減し、より多くラダーを回すためのもののはずなのですが
いつのまにか自分をオートプレイマシーンにするツールになってしまっていたのです。
勝てるならいいのですが、いや勝てたとしてもオートモードなのでそこまで喜びを感じなくなってしまいました。
最近、zoo でもリロイ・ジェンキンス型か、ドゥームガード型か、様々なリストが出回っていますが、「魂の炎」によるリーサル圏内は常に意識しなければいけません。(僕は忘れています(´・ω・`))
なぜそうするかといえば、もちろんその対戦での勝ちも重要なのですが。
一番はもし負けたとして
「ケアしてなかったー、俺下手だなー」という負けと「これは揃ってるなら仕方ない。そういうつもりでプレイした。相手が上手だった」という負けでは「レジェンドに向かうための自信」へ自信が全く違うからです。
下手な人がレジェンドになろうと思ったら、なれるかどうか不安でグラグラしますが
考えてプレイしているなら「負けたとしても正しい方向に向かっている」と思えるでしょう。
ラダーで重要なのはテンションです(3回目)
配信やってて喋りながらやってたら
「次相手は5ターン目……ドレッドロードかもねー、どうしたらいいのかな…? そうか、もったいないけどミニオン捨ててでもヘルス2以上になるように残そう」みたいなことに一つでも二つでも気づけます。
考えることにとてもエネルギーを使う。
だけどそれが上手くいったときの「きたきた読んでました!」こそがハースストーンの一つの魅力であって
効率化を追求しすぎて、勝てても「あっそ、はい次」。
レジェンドいけたらラダーから解放されて一安心。
で、しばらくやらなくなる。
こんなの全然楽しくない。
僕はこれを「ゲーム過剰による中毒症状」と名付けました。完全に中毒性だけで対戦してて楽しさすら置き去りにしていました。
これを抜け出すにはどうしたらいいか?
順当に考えてやめたほうがいいですよね。流行りのFortniteでもmtgアリーナでもして気分変えたほうがいいと思います。
ただ、そんな状態で回していても「初めての2サーバーレジェンドチャレンジ」という自分のスケールで言えば大舞台に立つと流石に気分が高揚しました。で筆の遅い自分がこうしてブログ更新し始めました。
中毒さえも突き抜けてしまえば、また違う道がみえることもあるかもしれません。
僕、目標に向けて頑張るとかそういうの大っ嫌いなんですよ。今まで僕にとって目標ってのは強制的に立てさせられて、言ったからにはやれよ、と言われてやるものだったので。なんで他人に言われなきゃならないの?って感じで。
2サーバーレジェンドも別にそこまで意気込んでやったわけじゃないんです。単に中毒で回してたら調子がよかったんで2鯖レジェンドあるなー、って見えてきたんで、そこで初めてエンジンかけました。
説教くさいの嫌いなんですが一個得た教訓としては
遠くまでよく見えて目標立てて頑張れる奴もいれば
ド近眼で近くしか見えないけどひたすら登ってたらなんか違うものが見えてきたってやつもいるんじゃないの?ってことです。
ちょっとmtgアリーナに浮気しますがまたナーフきて環境が新鮮になると思うのでまた戻ってきます。では。
第4回 広島アントニダスの会
(´・ω・`)第4回広島アントニダスの会
ご参加ありがとうございました。第3回は幻となったのだ。
クオリティ高いリアルハースストーンカードを自作してくれたえなまめさん、ありがとうございました。ハースストーンUNO、非常に好評でした。結論としてはちょっとツメが甘かったけど、それ込みで楽しめることがわかりました。
ウケがよかった今だから言うんですが「いやー、自作ゲームはケガする可能性あるんじゃないかなー」とちょっと不安だったんです。
ただメカメカ決起集会でたくさんのインキーパーの方から話を聞くと
「参加してもらった以上、絶対楽しんで帰ってもらいたい」という意識をみなさんお持ちで、えなまめさんから「アイデアあります! 持ち込みさせてください」っていう提案をもらったときに
「アテンドで人集めて、トーナメントしとけばいいや」
「あとは参加者の人が盛り上がるでしょ」っていう感じを
いわば「主催として甘えてませんか?」と警告された気がしたんですね。やってよかった。
(´・ω・`)席の配置なんかもささっと動いてくれたので助かりました。もっと会場に20人近く入ったらどういうことになるのか想像しておくべきだった。反省。
トーナメントはBO31BANで行われました。
参加者は12名。
結果発表
優勝……sivaさん
印象的だったのはまさかのメックトゥーンプリースト!
「自分はアグロが多い大会になると踏んだ。ということは他の人はアグロを封殺するため奇数ウォリアーを使うのではないかと予想した。そこに対して強いデッキをひとつ持っていきたかった」とのこと。
準優勝……Hollyさん
前日420勝だった偶数ウォーロック。「当日500勝達成したら炉端いく」と宣言しまさかの有言実行。印象にあるのは「トークン+トグワグルのハイブリッドドルイド」。決勝戦でお互いの手札にアザリナとメックトゥーン引いて隠し持ってるのを見て
(´・ω・`)両方いい性格してんなー(プレイヤーとして最高の誉め言葉のつもり)と言いそうになってしまいそうになりました。手札バレすると今後の展開に関わるので飲み込みました。
ハースストーン公式レシピ本
ブランブロンズビアードのスナック盛り合わせ
クロマガスのダブルポーションラーメン
sarge's easr mac cheese(チーズで和えたショートパスタ)
プリーストのチーズケーキ
オーナーの好意で特別に出してもらいました。
(限りなく近いものを再現した、とのこと)
ラーメンはゴマ油がきいてあっさり風味。次回はチーズケーキ食べたいなあ。
広島にベンブロード???
呉からカナダ人の方がお越しでした。
(´・ω・`)めっっっちゃベンブロードでした。ヒゲとか。
持って行ったゴールデンレジェ枠で写真を撮るともうベンブロード。炉端の人気者でした。やっぱり金枠持って行ってよかった。
呉ねえ。海辺の別荘地ですな。
福山くらいの県境で開いて、岡山勢と一緒に遊ぶとかいいですよね。
次はちょっと出張してもいいかも。
お金のこと
景品は自腹。ちょっと参加者の方に気を使わせてしまいました。
キャンペーンを利用すれば景品がダンボールいっぱいにもらえるよ、とは聞いてたんですが一回もつかったことがなく……。
どうやら酒場のヒーロー予選に登録したらもらえるようですね
しかしヒーロー予選にすると時間が長い……。
この辺はちょっと詳しく勉強してきます。
次の弾が出たころにまたやると思います。
最後に@suzumeseaさん提供の炉端の写真。
(´・ω・`)機材初めてみたんですがリアルガチのやつだった……
広島のベンブロードは許可とって載せてます。
第3回(リベンジ)広島アントニダスの会、開催!
(´・ω・`)お久しぶりです
メカメカ決起集会in広島、盛り上がってましたね!
僕はトーナメント決勝戦の実況解説役ということでなんと!
あのシンイチロォさんの横で喋る!
という大役で参加させてもらいました。
未経験で拙い解説でしたが「せめてオロオロした内心だけは出さないようにしよう」と落ち着いたフリだけしてました。
後から「未経験にしては落ち着いた喋りだったよー」と後でお褒めの言葉をいただけて一安心しました。
あれもブログ記事にしようかと思いつつ、なんだかおこがましいような気がして出せていない現在。
広島炉端当日までに「自分、こんなことしてる人ですよー」って自己紹介的な記事としてあげようかな。
さて。
ブリザードの方とメカメカ決起集会について綿密に打ち合わせする中で何度も出たのは
「炉端を開く人を増やして、日本のハースストーンを盛り上げたい」ということでした。
炉端の集いは簡単に開けるんだよ、ということをアピールする目的で呼ばれた僕が
決起集会以後、炉端の集いを全く開かないわけにもいきますまい。
「炉端の集いを手伝いたい!」という真の意味でのファンメももらい、再び立ち上がることにした次第です。
(´・ω・`)前回のオフ会0人を乗り越えて。
会場
ナッシュビル1階
pool cafe nico
日時
2018/10/6
15時会場
19時終了予定
トーナメント
今回もスタンダードフォーマット!
3ヒーロー1バンのトーナメントです!
優勝者には主催者お手製宝箱から豪華景品をプレゼント!
コイン対戦会
トーナメント終わってもダブルチャンス!
トーナメント終了まで手持ちのコインをかけてフリー対戦!
最後に一番多くコインを持っていた人がサブイベント優勝!
こちらにも景品をご用意してます!
来場者プレゼント
広島アントニダスの会では
・同一のWi-Fiに3人以上接続した状態で参加者と対戦することで炉端の集い限定カードバックを
・炉端の喧嘩をプレイすることでウォーロックのスキン「ネムシー・ネクロフィズル」をゲットできます!
まだお持ちでない方はイオンにお声掛けいただければ手配いたします。
今回はblizzardさんのご好意で特別にDr.boomのクリアファイルをいただきました!
多分参加者全員にお渡しできると思います!
一応こちらは先着順で!
ミニゲーム
今回はメカメカ決起集会で知り合ったえなまめさんがスタッフとして来てくれます!
なにやら自作のミニゲームを持って来てくれるそうです!(9/18現在企画中)
(´・ω・`)内容はいまのところ僕も全容を知りません!
お楽しみに!
参加登録
https://atnd.org/events/100326
当日の席に余裕があれば当日参加も大丈夫です
しかし、毎度のことながら全く参加人数の感覚がつかめておりません!
スケジュールに影響しますので、参加登録はなるべくお早めにお願いします!